常駐型フリーランスのメリットを知る

常駐型フリーランスになるために必要なこと

常駐型フリーランスになるにあたって知る必要があるのは、常駐型フリーランスとして働くことに伴うメリットとデメリットです。フリーランスとしての生活を安定させていくためには、メリットとデメリットの両方についてよく理解して気持ち準備を整えておくことが大切です。そこで今回は、常駐型フリーランスのメリットについて紹介していきます。

常駐型フリーランスのメリット

常駐型フリーランスは生活リズムが崩れにくく、体調管理がしやすいというメリットがあります。在宅型フリーランスは働く時間が決まっていないことから生活リズムをすぐに崩してしまいがちですが、常駐型フリーランスの生活時間は基本的に会社員と同じです。在宅型フリーランスに比べると時間や場所の自由度はやや落ちるものの、会社員よりははるかに自由度の高い働き方ができるでしょう。フリーランスと常駐先の正社員では立場こそ違いますが、出勤すれば同じ空間で働いている仲間です。作業の合間や休憩時間に言葉を交わす相手がいると、気持ちの切り替えがスムーズにできます。フリーランスは仕事内容が契約でしっかりと決められているため、常駐先の現場の上司から詳細な指示が入ることは原則としてありません。この点に関して心配であれば、契約を交わす前によく確認しておくことをおすすめします。
正社員と同じなのは毎日の通勤があることとオフィスで働くことだけで、業務に関する条件はまったくの別物です。収入の面でも常駐型フリーランスには多くのメリットがあります。同じ能力でも、会社員として働くよりフリーランスとして働いたほうが収入は増える傾向があります。フリーランスの案件数は在宅型より常駐型のほうが圧倒的に多いのが現状です。常駐型フリーランスは長期間の契約になることが多く、単発の仕事でつないでいるフリーランスに比べて経済的にも安定しています。フリーランスは不安定な働き方とよくいわれますが、常駐型なら年間収入をある程度見とおしながら安心して働くことができます。
人と接触する機会が多いことから、自分次第で人脈を広げていくこともできますし、同じ職場で働く人や取引先の人など、仕事関係の人たちと仕事以外の時間を一緒に過ごす機会も増えます。フリーランスの多くが人脈づてに仕事を獲得しているので、常駐型フリーランスになったら職場で出会う人とのつながりを意識してみましょう。基本的に案件ごとの契約になることから、案件の数をこなせばこなすほどエンジニアとしての経験値が上がります。スキルアップしたら案件のレベルを上げることが可能になり、収入をさらに増やしていくことができるようになります。